ヴィニウス、
フリザンテ
最近、旨安スパークリングにはまっている。以前紹介した、バロンドブルバンもなかなかのクオリティだったが、それに勝るとも劣らないスパークリングを発見したので紹介しよう。
ヴィニウス リザーヴ フリザンテ ピクプール シャルドネ
生産国 フランス
生産地域 ラングドック・ルーション
生産者名 ジャン・クロード・マス エステーツ&ブランズ
アルコール度数(%)12.5% vol
適温(℃)6℃~8℃
色 白
発泡性 微発泡
味 辛口・ミディアムボディ
品種 ピクプール55 % シャルドネ45 %
ラベルがスカーフェイスに・・・それはさておき「ヴィニウス」は、ラベルのメインモチーフである架空の鳥の名前で、ジャン・クロード・マス氏の自然の摂理に基づいたワイン造りと、自然環境への強い思いを象徴している。
ここで注目は「ピクプール」という聞きなれないブドウだ。ソムリエ試験の勉強中でも見かけなかった(それか見てたけど見て見ぬフリをしていた)ので、世界品種ではないことは確かだ。調べてみると、ラングドック・ルーション地区の土着品種のようだ。どおりで。
生産者の「ジャン・クロード・マス」は間違いなく今をときめく生産者の一人だ。色々なメーカーで彼の生産するワインを見かけるので覚えておくと良い。
キャップシールをとったところ。
ワインの液色を撮り忘れた!よほどのどが渇いていたらしい・・・
見事な黄金色だった。とだけ記しておこう。。。
この日の食卓。塩ちゃんこ鍋をスープ代わりにして野菜を採りながら、メインのグラタンは山芋でヘルシーに。
説明が後になってしまったが、このワインはスパークリングワインの中でもガス圧の低い「フリザンテ」なので、泡は微発泡(スパークリングワインの種類については「ペティアン」の記事を参照)。
通常スパークリングワインは泡が抜けるとあまり美味しいものではないが、このヴィニウスは最初から白ワインっぽさがしっかり出ているので特に違和感なく最後まで飲みきれた。少し後味に苦味のような感じが残ったのはピクプールの仕業か。土着品種ピクプールと世界品種シャルドネの絶妙なバランス、誠に秀逸な一本と言える。
価格は1,566円(税込)。樹齢の古い適種優良畑産の選りすぐりの葡萄を使用した微発泡ワインの割に、大変お買い得。スパークリングワインばかり飲んで飽きてきたあなたに、ぜひおすすめの一本だ。
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