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ソムリエ試験、
テイスティング銘柄発表

亀田屋コラム

2018年10月12日

10/10 に行われた日本ソムリエ協会の呼称資格認定試験(第二次)。そのテイスティング銘柄が即日日本ソムリエ協会公式ホームページで発表された。

当方は2013年に合格してもう5年が経つので、あの緊張感をちょっと忘れかけてはいるのだけど、ホテルの試験会場に入った瞬間のモワっと色々なものが混ざったアルコールの香りを忘れることはないだろう。

何はともあれ、まず発表された結果をおさらいしよう。

ソムリエ試験
1 2016年 アルゼンチン Torrontés
2 2016年 フランス Riesling
3 2016年 オーストラリア Syrah(Shiraz)
4 マデイラ
5 カルヴァドス

ワインエキスパート試験
1 2016年 ドイツ Riesling
2 2015年 オーストラリア Chardonnay
3 2014年 日本 Merlot
4 2013年 フランス Grenache
5 ベネディクティン

SAKE DIPLOMA
1 純米酒 美山錦
2 純米酒 五百万石
3 吟醸酒 五百万石
4 純米大吟醸 山田錦
5 芋しょうちゅう

試験を受けたことのない方のために簡単に説明すると、席につくと1~5の番号がついた同じ形のグラスが5脚並んでいて、そこに5種類の液体が注がれる。それが何のワインなのか当てる試験。普段ワインを飲むときは、基本的にこちらからオーダーしないとワインが来ないわけなので、ある程度どんなワインが来るかわかった状態でワインを飲むので、「なるほど」、または予想と違った場合は「そう来たか笑」みたいなコメントが出てくるわけ。ワイン好きって本当やあね。

しかし、自分が頼んでもないワインが目の前で注がれるときの恐怖といったらそれはもう。しかも外したらまた来年、1年後ですよ。なので異常にドキドキするのだ。そんなドキドキはもうする必要のない、余裕のある状態でこの結果を見ても受験者が体験した本当の恐怖を理解することはできないのだが、一応過去に受験経験のある、有資格者の自分ならこの試験をどう見るか、コメントしていきたい。

まずソムリエ試験の目玉は、なんといっても1番、アルゼンチンの「トロンテス」だろう。

以前の記事でも書いたが、最近チリに続いて南米勢のアルゼンチンワインが元気だ。そのアルゼンチンを代表するぶどうが、赤なら「マルベック」、白なら「トロンテス」。昨年のエキスパート試験でマルベックが出ているし、ソムリエ試験を受験するぐらいの方なら、そんな市況を知らないはずがないが、問題はさっき言ったような「間違えたら来年だ・・・」の緊張状態の中で、ある意味賭けとも言える「トロンテス」を選べる勇気があるかどうかだ。

かくいう私も、2013年の試験で(当時は6種類だった)、一番左のさらっとした液体が甲州なのかミュスカデなのか最後の最後まで迷い、結局最近日本ワインが流行ってきているからという、そこに見えている液体「以外」の判断軸から甲州を選び、幸運にも合格した経験がある。トロンテスは一言でいうとフローラルな香りが特徴の白ワイン。トロンテスを一度飲んだことのある方であれば、昨年のマルベックの流れや市況の流れから読めたかもしれないね。いやしかし、トロンテスとは・・・驚いた。

エキスパート試験の曲者は「日本のメルロー」だろうな。当店でも人気の「シャトープピーユ」はメルロー100%で最高に美味しいし、大好きなメルローがわからないということはないと思うが、ブラインドで日本のメルローを当てられるかと言われると正直自信がない。ぶどうは農作物なので、育った地域の気候や土壌特性によって味わいが大きく変わるのだ。お勉強的には日本のメルローの特徴は高温多湿な気候に基づき果実味や甘みが高くなるはずだが・・・さあ試験現場でこの賭けが出来るか。自分には無理だな。

ただこの試験は、合否基準は明らかにされていないものの、少なくとも全部完璧に当てる必要はない。1つ完璧に当たっていればOKという説や、かすっているのが3つ4つあれば合わせ技一本でOKという説など諸説あるが、間違いなく言えることは正解率が高い方がいいということだ。正解率を上げるのに一番いいのは、試験にかかわらず少量でもいいので毎日意識しながら、楽しみながら飲むことだと思う。ああだこうだ言いながら、一緒にワインを飲んでくれる仲間がいるとベストだね。

とりあえずこのブログは試験対策ブログではないので感想にとどめるが、こうやって毎年傾向を見て分析を続けていけば、いつも試験対策ブログができるかもしれないね。1人でも多くの方が試験合格できるサポートが出来るよう、今のうちからしっかり勉強しておかなきゃ。

こういうの知りたい、こういう特集してほしいなどご意見あれば、お気軽にSNSでメッセージください!

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