亀田屋 KAMEDAYA FROM UTSUNOMIYA JAPAN.

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サヴォワの、
ビオビール

亀田屋コラム

2018年11月6日

先日、東京で店舗デザイン関連の打合せをしてきたが、議論が白熱したため勝負は延長戦(夜の部)に持ち越された。そこで先方のオフィスからほど近いバーに移動したわけだが、このお店はサプライズの連続だった。

まず、食べられるお店を選んでもらったはずが、外見はまるっきりワインショップで、スチールで組んだカラフルなオリジナルワインラックに見たこともないワインたちがディスプレイされている。

まがりなりにも自然派ワインを扱う亀田屋。ここで扱うワインが只者でないことは、入口まわりのワインエチケットを見ただけでわかる。ほどなく店員がアテンドに来た。「○○さんですね、お待ちしておりました。奥へどうぞ。」なんとワインショップエリアを抜けた奥に、バーゾーンがあったのだ。

こんなすげえ店で、こちらからワインを選んでは失礼だ。本日のおすすめの「泡」をもらおう。すると店員さん、「本日のスパークリングワインはロゼです」。ロゼか・・・どうしようかな。「もしくはビールもありますが」。急に居酒屋?すると取引先のメンバーが、じゃそれで、と言うわけですよ。仕方ないな。乾杯だけ付き合うか。

ほどなくプレゼンされたボトルがこちら。

 

待て待て。ヤバイの出てきた。海外モノか。一気に感情が盛り上がる。店員さん曰く、なんとフランスはサヴォワのビールなんだとか。味わいは、爽やかというか、日本産の麦を全面に出した無骨なつくりではなく、柔らかな、自然の風味を感じた。

このときは議論も白熱していたし(笑)、銘柄を調べている場合ではなかったので、写真を撮ってあとで調べてみた。LUGとはLa Brasserie des Voironsが造るブランドで、フランス、サヴォワのヴォワロン山の中腹斜面、澄んだ空気の中に位置するブラッスリーのようだ。ナチュラルミネラルウォーターで日本でも著名な「エビアン」の採水地に近く、モンブランに降る雨や雪が地層により歳月をかけ濾過された名水に恵まれる。

最高の空気、水、有機栽培のモルト、ホップ、知り合いから分けてもらった果実やハーブ、ワイン樽を個性と風味あふれるビールに仕上げるのがクリストフ。パリ、トゥールダルジャンでソムリエを務め、料理人に転向してからもパリ、ロンドン、ジュネーヴの2つ星を中心にキャリアを積んできた実力派だ。

ソムリエ・シェフの両方を経験しているからこそ、素材と調理(火入れ)のバランスを熟知していて、素材に合わせて造り方も変えているとのこと。いや、こんな美味しい(ワインみたいな)ビールがあるんだな。心から感動した。

 


そしてここのバー、特筆すべきは料理のおいしさとオリジナリティーだ。例えばカプレーゼといえばトマトとモッツァレラチーズでならべていくのが定番だ。しかしこちらでは季節と飲み物に合わせて、この日は柿とモッツァレラチーズのカプレーゼをサーブしてきた。しかも蜂蜜和えだ。マリアージュというものをわかっているんだなあ。ここはバーではなくもはやレストランだ!

ちなみにワイン資格保持者にとってサヴォワと言えば、地元品種シャスラ100%で造られるAOCクレピー(Crépys)の名がまず挙がる。このAOCは、フランスとスイスに跨る三日月型のレマン湖の南岸にあって、フランス領側にある3つの村で造られる白に認められている。シャスラ、マンモスクレピー!なんて無理やり覚えたのを思い出すなあ・・・

しかもこちら、飲んでる途中にショップエリアへ行って「これ飲みたいッス」とか言って持ってきてもいいんだって。最高かよ。ちなみに自分はかつてそういうお店に行ったとき、ワインを見てるのが楽しくなってしまって30分以上席に戻ってこなかったらしいので、ワインマニアは要注意だ。

今回ご紹介したLUGをはじめ、見たことのないビオワインと、それに合うオリジナル料理、素敵な店員さんの3点セットが揃った素晴らしいお店。お近くの方、本物のビオワインがなんたるかを知りたい方は、是非足を運んでみて!

No.501(外苑前)

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